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明日、ぼんず２の運動会である。
父親委員のわたしが赤組応援の団長で、
午後の部の一番最初に、
こんな格好で父兄児童の前に立つ、ことになった。
そこで、赤組の児童を鼓舞する応援パフォーマンスをするのである。

恥ずかしいのには慣れている。
問題は、台詞を覚えれない、
というか、「状況に応じて多少アレンジしてやってください」といわれて、
わたしはアドリブがきかない男だったことを、いま思い出したのである。

客観的にみて、推敲して・・・って、ああ。文章塾じゃないので無理だ。
一発勝負のアドリブである。
とにかく、ここの所ちょっと忙しかったので、予想される状況がつかめない。
頭はパニックである。

ぼんず２よ、お父さんを恨むな。
お父さんは明日、間違いなく、運動会の雰囲気を、はずす。
すまん。