第15話 おおばかものぉ・・・・
2006-04-13


ああああぁぁぁ〜!
治りようの無い馬鹿だ、と自分で思う。
それに気がつくと、部屋の隅で縮こまって置物になってしまいたいと思う。
何でこんな馬鹿なんだろう。
これは死んでも治りそうに無いから、寿命が来るのをひたすら置物になって待つけど。でもなぁ。

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すごい田舎者だから、東京から来たって人に会うと
「しげちぃって知ってる?俺の友達で東京に住んでるんだけど」
「いやぁ、東京って広いし」
「うん、特徴あるからすぐわかると思うよ。頭の上が少し薄くて、尻の右側に親指くらいの赤いあざがあって、笑うと歯がむき出しになるんだ。三鷹ってとこに住んでるってさ。見たことない?」
「明石家さんまじゃあるまいし」
「そうそう、しげちぃがね、明石家さんまに会ったんだって。あんたも会ったことあるかい?」
「あのさぁ」
「東京っていいよね。有名人がいっぱいいてさ。六本木とか行ったら、テレビに出てる人にすぐ会えるんだろ?しげちぃが言ってたから。あいつはうそを言うやつじゃ、ないぞ。で、しげちぃのこと、思い出したかい?」

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このくらいの馬鹿だといったら、わかってもらえるだろうか。物事を自分の世界の尺度でしか見ることのできない、無知蒙昧の馬鹿です。吉幾三の世界を、あぁぁ、笑えない・・・
[やせ我慢]

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