第11話
2006-03-26


禺画像]

久住書房と言うところへ行ってきた。
「本屋のオヤジのおせっかい 中学生はこれを読め!」と言うキャッチフレーズで本を売っている。地元の新聞やテレビで評判になって、すこぶる元気のいい、街の本屋さんである。中公新書とか岩波だとかいまはやりのチェーン店では絶対に品揃えしない、いわゆる売れない良書をメインにおいている。「菊と刀」がレジ横の棚に目の高さで表紙が見えるようにおいてあるんですよ。唸りました。
そこが、古本屋カフェを始めたということで、本を買うついでに、コーヒーを飲むことにした。

店名はソクラテス・カフェ。
名前もそそる。
新古本が店のあちこちの本棚に並んで、ところどころ奥まったくつろぎやすい配置でテーブルが置いてある。気に入った本は手にとって見てもいい。 この雰囲気。正直どっぷりとはまってしまいそうなのだ。文庫本を読んでても平気だった一昔前の喫茶店というか、マニアックじゃないジャズ喫茶みたいな感じ。あぁ、あんまりうまく伝えられないなぁ。でも、コーヒーとスコーンは美味かった。秘密の隠れ家にしたいところだけど、けっこうお客さん、たくさん来てました。

今日買った本は、わたしは理論社「バカなおとなにならない脳」養老猛司著、息子@は中公文庫「神様」川上弘美著。中学生はこれを読め!のコーナーの本棚から「1行目からひきこまれる川上弘美の世界」というような手書きのポップにひきこまれた息子@@中学生のようです。
[やせ我慢]

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